日焼け止めはコロナ禍で売れなくなる物か?
コロナ時代に「売れる商品・売れない商品」トップ30、口紅は大幅減
https://diamond.jp/articles/-/237355?page=4
コロナで売れなくなった商品としてあげられている物をどう売るのか、考えてみようと思う。
一位をとっても面白くないので、三位ぐらいを見てみる。
日焼け止め(前年比 36.7%)
自分が、日焼け止めを売っている会社のマーケティング部門にいたら何をするだろう?
まず、なぜ日焼け止めが売れなくなったかを考えてみると、
・(特に女性の)外出が減った
・ビーチや海が閉鎖された
これらが主な理由だろう。
日焼け止めは、言わずもがな「日に焼けたくない」人のための物である。
外出が減ったから売上も減ったと言うが、実際に外出は減ったのだろうか?
ここでファクトを抑えにいくと、
コロナで家でうずうずしている人たちこそ、家の周りへの買い物や外食は増えたのではないだろうか?
(実際にはスーパーの売り上げは激増みたいですね…)
また、電車の旅の代わりに車やレンタカーを使った旅は未だ存在しているのではないだろうか?
今、消費者が分かっていないものの、企業のマーケターとして提案できることは、「細々した近距離の外出」や「運転中」にも日焼け止めが必要という事実を伝えることであり、これらのシチュエーションに対するプロモーションが必要と考える。
また、プロモーションだけで解決できない場合は商品の見直しも考える必要がある。
「近距離の外出」では塗るのがめんどくさい、落とさなければいけない、などの理由があるだろうし、これを解決できる商品設計はどうだろうか?
また、「運転中」については売り方として車屋と組んだり販売チャネルを増やしてみるのはどうだろう?
また、車に置きやすい容器や置き忘れても安心なクリームにしたり、まだまだポテンシャルはあると考える。
…さて、日焼け止めはコロナ禍で売れなくなる物なんだろうか?